2024年12月期第1四半期の経営成績についてご説明いたします。

経営成績等の概況

売上高 売上総利益 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属
する四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
4,953百万円 1,213百万円 430百万円 813百万円 539百万円 16円16銭
売上高 4,953百万円
売上総利益 1,213百万円
営業利益 430百万円
経常利益 813百万円
親会社株主に帰属
する四半期純利益
539百万円
1株当たり
四半期純利益
16円16銭

トピックス

官公庁の大型案件を始め、セキュリティ製品、自社開発製品販売が好調。
売上高及び各段階利益が伸長し、過去最高値を更新。

  • 前期比 売上高+8.6%、売上総利益+11.2%、営業利益+3.0%、経常利益+97.4%、親会社株主に帰属する四半期純利益+94.2%

※ 営業外収益:デリバティブ評価益(404百万円)を計上

ハイライト:ビジネス別数値
  • VAD:官公庁のセキュリティ製品の大型案件を複数獲得。セキュリティ製品の販売が好調により、大幅に伸長。
  • システムインテグレーション:セキュリティソリューションの販売が堅調に推移、減収減益も想定通り。
  • 自社開発:セグエセキュリティのサービス事業が立ち上がり、売上への寄与開始。
    RevoWorksは、従来の地方自治体への販売が順調に加え、官公庁、医療機関への拡販が進み、2倍以上の増益。

売上高

グラフ

売上総利益

グラフ

営業利益

グラフ

経常利益

グラフ

親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益

グラフ

当第1四半期連結累計期間におけるプロダクトの販売につきましては、特にセキュリティ製品及び自社開発製品の販売が好調となりました。サービスの販売につきましては、好調なプロダクト販売に付随し設計及び構築サービス(プロフェッショナルサービス)やサポートサービスも堅調に推移しました。さらに、セグエセキュリティ株式会社のセキュリティコンサルティング業務が立ち上がり、セキュリティオペレーションセンター(SOC)サービスやマネージドセキュリティサービス(MSS)の案件を獲得しました。また、ジェイズ・テクノロジー株式会社が、DX化支援の強化を目的とするDXセンターの3つ目の拠点を大阪に開設いたしました。

以上により、当第1四半期連結累計期間におけるソリューションプロダクト事業の売上高は2,981百万円と前年同四半期と比べ207百万円(7.5%)の増収、ソリューションサービス事業の売上高は1,971百万円と前年同四半期と比べ184百万円(10.3%)の増収となり、連結売上高は4,953百万円と前年同四半期と比べ392百万円(8.6%)の増収となりました。売上総利益につきましては、1,213百万円と前年同四半期と比べ122百万円(11.2%)の増益となりました。営業利益は、売上総利益が販売費及び一般管理費の増加を上回り、430百万円と前年同四半期と比べ12百万円(3.0%)の増益となりました。経常利益は、差金決済型自社株価先渡取引契約に基づくデリバティブ解約益404百万円の発生により813百万円となり、前年同四半期と比べ2倍近く、401百万円(97.4%)の増益となり、その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は、539百万円と前年同四半期と比べ261百万円(94.2%)の増益となりました。


財政状況に関する説明

資産

グラフ

当第1四半期連結会計期間末の総資産は10,849百万円となり、前連結会計年度末に比べて982百万円の減少となりました。流動資産は9,395百万円となり、前連結会計年度末に比べて634百万円の減少となりました。固定資産は1,453百万円となり、前連結会計年度末に比べて348百万円の減少となりました。

流動資産減少の主な要因は、現金及び預金、棚卸資産が減少した一方、受取手形及び売掛金が増加したこと等によるものであります。固定資産減少の主な要因は、投資有価証券と長期預け金が減少したこと等によるものであります。

負債

グラフ

当第1四半期連結会計期間末の負債の合計は7,457百万円となり、前連結会計年度末に比べて359百万円の減少となりました。流動負債は6,573百万円となり、前連結会計年度末に比べて279百万円の減少となりました。固定負債は884百万円となり、前連結会計年度末に比べて79百万円の減少となりました。

流動負債減少の主な要因は、買掛金が減少した一方、賞与引当金と前受金が増加したこと等によるものであります。固定負債減少の主な要因は、長期借入金の減少等によるものであります。

純資産

グラフ

当第1四半期連結会計期間末の純資産は3,391百万円となり、前連結会計年度末に比べて623百万円の減少となりました。主な要因は、自己株式の増加等によるものであります。


業績予想、見通し

2024年12月期 業績予想

株主優待に要する費用の増加を見込み、また、差金決済型自社株価先渡取引契約に基づくデリバティブ解約益が発生したため、通期の連結業績予想につきまして、2024年2月13日公表の業績予想を修正いたしました。詳細につきましては、2024年4月12日公表の「連結業績予想の修正及びデリバティブ損益の計上に関するお知らせ」をご覧ください。

売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益 1株当たり当期純利益
18,800百万円
(前期比7.8%増)
960百万円
(前期比11.6%減)
1,330百万円
(前期比31.0%増)
773百万円
(前期比17.2%増)
22円73銭
売上高18,800百万円
(前期比7.8%増)
営業利益960百万円
(前期比11.6%減)
経常利益1,330百万円
(前期比31.0%増)
親会社株主に帰属する当期純利益773百万円
(前期比17.2%増)
1株当たり当期純利益22円73銭