2024年12月期 第3四半期の経営成績についてご説明いたします。
経営成績等の概況
売上高 | 売上総利益 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属 する四半期純利益 |
1株当たり 四半期純利益 |
---|---|---|---|---|---|
13,917百万円 | 3,388百万円 | 635百万円 | 1,030百万円 | 614百万円 | 18円96銭 |
売上高 | 13,917百万円 |
---|---|
売上総利益 | 3,388百万円 |
営業利益 | 635百万円 |
経常利益 | 1,030百万円 |
親会社株主に帰属 する四半期純利益 |
614百万円 |
1株当たり 四半期純利益 |
18円96銭 |
トピックス
納期遅延解消特需のあった昨年を上回り、第3四半期累計における売上高、売上総利益の過去最高を達成
M&A、株主優待関連費用により営業利益は減益も、社内計画は超過
- 前年同期比 売上高+3.8%※1、売上総利益+8.5%、営業利益△31.6%※2、経常利益+14.6%、親会社株主に帰属する四半期純利益+3.1%
- VAD:売上高は特需のあった昨年並みの水準を維持、サポートサービスの利益率改善により増益
- システムインテグレーション:低利益の大型案件のあった昨年に対し、売上総利益が増加
- 自社開発:セグエセキュリティのサービス及びRevoWorks従来製品の売上伸長により、増収。RevoWorksクラウド開発費の償却開始により減益
- 海外:タイ王国のISS ResolutionとFirst One Systemsによる海外ビジネス区分を当四半期から追加。社内計画超過にてスタートを切る
売上高
売上総利益
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善により緩やかな景気回復の継続が期待される一方、諸外国経済の下振れや、中東地域を巡る情勢、物価の高騰等の影響により、先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの属するIT業界におきましては、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)関連への投資意欲は引き続き高い状態であり、高水準の企業収益を支えに、今後も増加していくことが期待されます。併せて、拡大していくサイバー攻撃の脅威に対するサイバーセキュリティへの需要も高まっていくことが見込まれます。
このような環境の中、当社は、2024年5月22日に2024~2026年度の3か年の新中期経営計画を発表し、「セキュリティ分野での多様な機能を提供する唯一無二の存在」となることを目指して、初年度である本年は、「技術者の採用と育成の強化」、「セグエセキュリティの事業拡大」、「海外ビジネスの推進」に注力して取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間におけるプロダクトの販売につきましては、セキュリティプロダクトの販売が好調に推移しましたが、DXインフラ製品の大型案件の受注に加え、納期遅延の改善で受注残高分の納品が進み売上高が増加した前年同四半期との比較では減少しました。一方、サービスの販売につきましては、設計及び構築サービス(プロフェッショナルサービス)、保守及びヘルプデスク等のサポートサービスの販売が順調に増加いたしました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間におけるソリューションプロダクト事業の売上高は8,140百万円と前年同四半期と比べ320百万円(△3.8%)の減収、ソリューションサービス事業の売上高は5,776百万円と前年同四半期と比べ827百万円(16.7%)の増収、連結売上高は13,917百万円と前年同四半期と比べ506百万円(3.8%)の増収となりました。
売上総利益につきましては、3,388百万円と前年同四半期と比べ265百万円(8.5%)の増益となりました。営業利益は、今後の成長に向けた人材投資やM&A関連費用、株主優待費用の計上等により、635百万円と前年同四半期と比べ293百万円(△31.6%)の減益となりました。経常利益につきましては、差金決済型自社株価先渡取引契約に基づくデリバティブ解約益の計上により、1,030百万円と前年同期と比べ130百万円(14.6%)の増益となりました。これらの結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期と比べ、614百万円と18百万円(3.1%)の増益となりました。
財政状況に関する説明
資産
当第3四半期連結会計期間末の総資産は13,459百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,627百万円の増加となりました。流動資産は10,348百万円となり、前連結会計年度末に比べて318百万円の増加となりました。固定資産は3,110百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,308百万円の増加となりました。
流動資産増加の主な要因は、棚卸資産が減少した一方、受取手形及び売掛金の増加等によるものであります。固定資産増加の主な要因は、のれんの増加等によるものであります。
負債
当第3四半期連結会計期間末の負債の合計は9,916百万円となり、前連結会計年度末に比べて2,099百万円の増加となりました。流動負債は8,043百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,190百万円の増加となりました。固定負債は1,872百万円となり、前連結会計年度末に比べて908百万円の増加となりました。
流動負債増加の主な要因は、前受金が増加したこと等によるものであります。固定負債増加の主な要因は、長期借入金の増加等によるものであります。
純資産
当第3四半期連結会計期間末の純資産は3,542百万円となり、前連結会計年度末に比べて471百万円の減少となりました。主な要因は、自己株式が増加したこと等によるものであります。
業績予想、見通し
2024年12月期 業績予想
通期の連結業績予想につきましては、現時点では、2024年4月12日公表の業績予想から変更はございません。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|---|
18,800百万円 (前期比7.8%増) |
960百万円 (前期比11.6%減) |
1,330百万円 (前期比31.0%増) |
773百万円 (前期比17.2%増) |
22円73銭 |
売上高 | 18,800百万円 (前期比7.8%増) |
---|---|
営業利益 | 960百万円 (前期比11.6%減) |
経常利益 | 1,330百万円 (前期比31.0%増) |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 773百万円 (前期比17.2%増) |
1株当たり当期純利益 | 22円73銭 |