2024年12月期第2四半期の経営成績についてご説明いたします。
経営成績等の概況
売上高 | 売上総利益 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属 する中間純利益 |
1株当たり 中間純利益 |
---|---|---|---|---|---|
8,410百万円 | 2,126百万円 | 346百万円 | 739百万円 | 434百万円 | 13円29銭 |
売上高 | 8,410百万円 |
---|---|
売上総利益 | 2,126百万円 |
営業利益 | 346百万円 |
経常利益 | 739百万円 |
親会社株主に帰属 する中間純利益 |
434百万円 |
1株当たり 中間純利益 |
13円29銭 |
トピックス
納期遅延の解消により受注残の解消が進んだ昨年との対比では 減収となるも、ほぼ計画通り着地
- 前期比 売上高△7.1%、売上総利益+2.0%、営業利益△44.7%※、経常利益+22.6%、親会社株主に帰属する中間純利益+6.4%
※販売管理費に、M&A関連費用(103百万円)と株主優待費用(100百万円)を計上
- VAD:セキュリティプロダクトの販売、プロダクトに付随するサービスの増加により順調に推移
- システムインテグレーション:大型案件のあった昨年に対し減収減益も、粗利率は改善
- 自社開発:RevoWorksの案件を順調に獲得。セグエセキュリティの売上も着実に伸長
- 受注:サイバーセキュリティやDX需要により、プロダクト、サービス共に受注残高が積み上がる
売上高
売上総利益
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益
当中間連結会計期間における我が国の経済は、インバウンド需要の回復や所得環境の改善により、緩やかに復帰していくことが期待される一方、世界的な地政学リスクの長期化や諸外国経済の下振れリスク、資源及び物価の高騰など、先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの属する IT 業界におきましては、生産性向上、競争力強化や省力化を目的としたデジタルトランスフォーメーション(DX)関連への投資意欲が引き続き高まっております。また、拡大していくサイバー攻撃の脅威に対し、セキュリティへの投資も増加していくことが期待されます。
このような環境の中、当中間連結会計期間におけるプロダクトの販売につきましては、納期遅延が改善し受注残高分の納品が進んだ前年同期と比較すると販売は減少したものの、セキュリティ製品の販売は好調に推移しました。サービスの販売につきましては、保守及びヘルプデスク等のサポートサービスの販売が堅調に推移した他、セグエセキュリティが新たなセキュリティサービスの提供を開始する等サービス販売を推進しました。また、5月にタイ王国のFirst One Systems Co., Ltd.の子会社化、6月に株式会社テクノクリエイションの子会社化が完了しました。
これらの結果、当中間連結会計期間におけるソリューションプロダクト事業の売上高は4,831,289千円と前年同期と比べ963,819千円(16.6%)の減収、ソリューションサービス事業の売上高は3,579,396千円と前年同期と比べ316,342千円(9.7%)の増収となり、当中間連結会計期間の連結売上高は8,410,685千円と前年同期と比べ647,476千円(7.1%)の減収となりました。売上総利益につきましては、2,126,583千円と前年同期と比べ42,692千円(2.0%)の増収となりました。営業利益は、人材やM&Aへの投資、株主優待費用の発生により346,870千円と前年同期と比べ、280,647千円(44.7%)の減益となりました。経常利益は、差金決済型自社株価先渡取引契約に基づくデリバティブ解約益の計上により、739,511千円と前年同期と比べ136,399千円(22.6%)の増益となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期と比べ、434,046千円と26,189千円(6.4%)の増益となりました。
財政状況に関する説明
資産
当中間連結会計期間末の総資産は14,192,260千円となり、前連結会計年度末に比べて2,360,829千円の増加となりました。流動資産は11,072,267千円となり、前連結会計年度末に比べて1,042,865千円の増加となりました。固定資産は3,119,993千円となり、前連結会計年度末に比べて1,317,963千円の増加となりました。
流動資産増加の主な要因は、現金及び預金、及び未収入金の増加等によるものであります。固定資産増加の主な要因は、のれんの増加等によるものであります。
負債
当中間連結会計期間末の負債の合計は10,698,569千円となり、前連結会計年度末に比べて2,881,512千円の増加となりました。流動負債は8,759,927千円となり、前連結会計年度末に比べて1,906,782千円の増加となりました。固定負債は1,938,642千円となり、前連結会計年度末に比べて974,730千円の増加となりました。
流動負債増加の主な要因は、買掛金、前受金、及び未払費用の増加等によるものであります。固定負債増加の主な要因は、長期借入金の増加等によるものであります。
純資産
当中間連結会計期間末の純資産は3,493,691千円となり、前連結会計年度末に比べて520,683千円の減少となりました。主な要因は、自己株式の増加等によるものであります。
業績予想、見通し
2024年12月期 業績予想
通期の連結業績予想につきましては、現時点では、2024年4月12日公表の業績予想から変更はございません。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|---|
18,800百万円 (前期比7.8%増) |
960百万円 (前期比11.6%減) |
1,330百万円 (前期比31.0%増) |
773百万円 (前期比17.2%増) |
22円73銭 |
売上高 | 18,800百万円 (前期比7.8%増) |
---|---|
営業利益 | 960百万円 (前期比11.6%減) |
経常利益 | 1,330百万円 (前期比31.0%増) |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 773百万円 (前期比17.2%増) |
1株当たり当期純利益 | 22円73銭 |